お知らせ
2023年05月15日
家畜感染制御ネットワークセミナー第3弾のお知らせ
2023年5月27日(土)開催予定
食中毒をいかに防ぐか?
~フードチェーン*から視た食中毒菌の現状と対策~
*フードチェーン:食品が消費者に届くまでの『生産』『加工』『流通』『販売』『消費』という一連の流れのこと。
食品は私たちが健康で生活するために無くてはならないものです。中でもタンパク源としての畜産食品は特に重要なものとなっています。ところが、食品を原因とする食中毒は減少傾向にあるものの、厚生労働省が発表した2021年度の食中毒発生状況を見ると、食中毒事件数は717件で患者数は11,080人と報告され、亡くなられた方も2人おり、今なお私たちの健康に対する重要な危害要因となっています。その内、細菌性食中毒は230件(32.1%)で5,638人(50.9%)と非常に多いものでした。細菌性食中毒の原因菌の中心は事件数でカンピロバクターであり、患者数では病原大腸菌とウエルシュ菌でした。原因菌のほとんどは、家畜に対して病原性を発揮することがなく、そのことが農場での食中毒菌の制御を難しくしています。食中毒を防ぐためには、消費段階での取り組みだけでは不十分であり、生産から消費までのフードチェーン全体での取り組み、すなわちフードチェーン・アプローチの重要性が指摘されています。しかし、フードチェーン全体における食中毒菌の現状と対策についての情報は、生産農家や関連する獣医師、さらには消費者へ十分に理解されていないように感じます。そこで今回のセミナーでは、食品に係わるステークホルダーにとって関心の高いと思われるフードチェーンから視た食中毒菌の現状と対策について考えてみたいと思います。
開催日時:2023年5月27日(土) 13:00~ (会場:12:00)
開催場所:東京大学 弥生講堂 一条ホール 〒113-8657 東京都文京区弥生1丁目1−1
開催方法:ハイブリッド開催(定員:現地100名、WEB500名 ※先着順)
現地参加申込方法:
下記①~③のいずれかの方法で必要事項(お名前・ご所属・メールアドレス・ご連絡先)をご記載の上お申し込みください。
①JLICホームページ 『お問い合わせフォーム』
② jlic.network@miyarisan.com にメール
③ 011-200-6301 にFAX
※メールアドレスにご連絡できなかった場合のみお電話をさせていただくことがございます。
現地参加お申込み期限 2023年5月21日(日)
WEB参加申込方法:下記URLよりお申し込みください。
WEB参加お申込み用URL:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_lB_xBkWQSqW66SJilMML0Q
下部リンクよりJLICセミナー第3弾のご案内をダウンロードいただけます。
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