お知らせ

2022年11月21日

第2回JLICセミナーのお礼

家畜感染制御ネットワーク(JLIC)の第2回セミナーを『農場でのバイオセキュリティを考える』をテーマとして、10月29日(土)にハイブリッド方式で開催しました。今回のセミナーには、384名の方から事前に参加申し込みがあり、この分野に関して皆様の関心の高さが分かりました。特に地方自治体関係機関からの申込数が多かったようです。

当日は、特別講演として北海道大学の迫田義博先生より豚熱と鳥インフルエンザの現状についてご解説頂き、豚熱ワクチンの接種タイミングなどについて具体的な提言を頂きました。先生には当日、海外出張出発日であったにも係わらずご講演頂きました。また養鶏部門からは東京農工大学の竹原一明先生より養鶏産業のためのバイオセキュリティ強化として、逆性石けんの消毒液に食品添加物規格の水酸化カルシウムを添加して消毒効果を増強させる方法を紹介して頂きました。養豚部門では、株式会社スワイン・エクステンション&コンサルティングの大竹聡先生より、バイオセキュリティで重要となるポイントについて科学的観点や、コスト面の問題などに言及した内容をお話頂きました。酪農・養牛部門ではオフィスシードワンの種市淳先生より牛の肥育農場で問題となる 牛呼吸器病症候群(BRDC)や空間消毒などについてご解説頂きました。最後は演者の先生による総合討論を行い、バイオセキュリティの具体的な方法や獣医教育での取り扱いについて、熱心に質疑応答が行われました。

セミナー―終了後のアンケート調査についても、セミナーは概ね好評だったようで、もう少しじっくり話を聞きたかったとの意見もありました。今後も、アンケートに記載された意見を参考に、現場の獣医師や農家の方々、さらには消費者にも関心のあるテーマでセミナーを継続したいと思います。当日、土曜日にも係わらずご講演頂いた先生方や参加者の皆様に心から感謝申し上げます。なお、当日のセミナーで使用されたスライドは演者の先生のご厚意でホームページ上に掲載されていますので、是非とも参考にしていただければ幸いです。

家畜感染制御ネットワーク(JLIC)
会長  田村 豊