岡村 雅史
鶏部門担当幹事
おかむら まさし
岡村 雅史
帯広畜産大学
獣医学研究部門
基礎獣医学分野
応用獣医学系 教授
プロフィール
1998年3月 | 北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業 |
---|---|
2001年3月 | 米国農務省Beltsville農学研究センター客員研究員 |
2002年3月 | 大阪府立大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(獣医学)取得 |
2002年4月 | 米国農務省Beltsville農学研究センター博士研究員 |
2002年12月 | 帯広畜産大学原虫病研究センター研究員 |
2005年1月 | 北里大学獣医畜産学部(現・獣医学部)助手 |
2006年4月 | 北里大学獣医畜産学部(現・獣医学部)講師 |
2013年4月 | 北里大学獣医学部准教授 |
2021年1月 | 帯広畜産大学獣医学研究部門教授 |
その他
2008年より鶏病研究会専門委員、2017年より内閣府食品安全委員会専門委員(薬剤耐性菌WG)
2017年に第2回伊藤記念財団賞を受賞
ご挨拶
インフルエンザをはじめとする家禽の感染症は世界的に発生しています。一方で、鶏肉と鶏卵の消費量は世界的に増加しており、今後も需要は伸び続けると予測されています。そんな中で、インフルエンザにとどまらず、今般の新型コロナ感染症のように、家禽においても突如新たな感染症が発生したらどうなるでしょうか。
感染症の成立には、感染源・感染経路・感受性宿主の3要因が必要です。多くの感染症において、その感染源は環境であり、現在では人間の自然環境への進出、人流・物流のグローバル化、野生動物の移動、節足動物の生息圏拡大などがその感染経路に大きく関わっています。JLICの活動が、food chain、さらにはone healthをも含めた高い視座からの包括的な感染症の理解やその制御につながることを期待しています。